プリセット
Hono にはいくつかのルーターがあり、それぞれが特定の目的のために作られています。 Hono のコンストラクタで使用するルーターを指定できます。
プリセット は一般的な仕様ケースに合わせて提供されるため、毎回ルーターを指定する必要はありません。 すべてのプリセットからインポートされた Hono
クラスは同じものであり、ルーターだけが違います。 そのため、交換が可能です。
hono
使い方:
ts
import { Hono } from 'hono'
ルーター:
ts
this.router = new SmartRouter({
routers: [new RegExpRouter(), new TrieRouter()],
})
hono/quick
使い方 :
ts
import { Hono } from 'hono/quick'
ルーター:
ts
this.router = new SmartRouter({
routers: [new LinearRouter(), new TrieRouter()],
})
hono/tiny
使い方:
ts
import { Hono } from 'hono/tiny'
ルーター:
ts
this.router = new PatternRouter()
どのプリセットを使うべきですか?
プリセット | 適切なプラットフォーム |
---|---|
hono | ほとんどのユースケースで特におすすめされます。 ルート登録は hono/quick より遅いかもしれませんが、起動してしまえば高速です。 Deno 、 Bun 、 Node.js で構築された常時起動サーバーに最適です。 V8 Isolates が使用される Cloudflare Workers 、 Deno Deploy にも適しています。 分離環境は起動後、一定時間持続するためです。 |
hono/quick | リクエストごとにアプリケーションが初期化される環境向けに設計されています。 Fastly Compute はそのように動作するため、このプリセットが適しています。 |
hono/tiny | 最も小さいルーターパッケージで、リソースが限られている環境に適しています。 |