Web 標準
Hono は Fetch のような Web 標準のみを使用します。 これらは元々 fetch
関数で使用され、 HTTP リクエストを処理する基本的なオブジェクトで構成されています。 Requests
/ Responses
、 他に URL
URLSearchParam
Headers
などがあります。
Cloudflare Workers 、 Deno 、 Bun は Web 標準 API 上に構築されています。 例えば、 "Hello World" を返すサーバーは以下のように書くことが出来ます。 Cloudflare Workers と Bun で動作します。
ts
export default {
async fetch() {
return new Response('Hello World')
},
}
Hono は Web 標準のみを使用します。 つまり Hono は Web 標準 API をサポートするあらゆるランタイムで動作します。 また Node.js もあり、次のようなランタイムで Hono が動作します。
- Cloudflare Workers (
workerd
) - Deno
- Bun
- Fastly Compute
- AWS Lambda
- Node.js
- Vercel (edge-light)
Netlify やその他のプラットフォームでも動作します。 同じコードがすべてのプラットフォームで実行されます。
Cloudflare Workers 、 Deno 、 Shopify などが WinterCG を立ち上げ、 Web 標準を使用した "Web 相互運用性" を実現する可能性を議論しました。 Hono はその手順に従い **"Web 標準の標準"**を目指します。